鳥取砂丘に星の写真を撮りに行ってきました
2020年2月23日(日)の夜、鳥取砂丘に星の写真を撮りにいってきました。
3連休の中日で、しかも星の撮影をするのに有利な条件である新月の日でした。
※そのほかの「星の撮影をするのに有利な条件」についてはまた後日
結果としては....予想以上に綺麗な星の写真を撮ることができました。かなり満足できました。
今回は兵庫県の西の方に用事があったので、そのついでに行ったのですが、大阪あたりからだと、中国道~鳥取道で約2時間半ほど。距離にして約200km。高速道路代は休日割引で2000円くらいです。
鳥取道を降りると、10分~20分ほどで鳥取砂丘につきます。途中、「コナン空港」という標識を見て、そんな空港あるのか...と思いながら車を走らせました。
鳥取砂丘に到着したのは22時過ぎでした。
駐車場は、鳥取砂丘に一番近い駐車場と、その向かいにある施設の駐車場に車を停める事ができるようでした。(施錠されていなくて、柵もかかっていないというだけで、停めて良いのかどうかはわかりませんでしたが)
車を停めたら、三脚とライトを持って車を離れ砂丘に向かいました。
空を見上げると満天の星空がひろがっていました。撮影するのが楽しみです。
ちなみに、このときの外気温は+2℃。雪は積もっていませんでしたが、かなりさむいですね。
砂丘に入ると、遠くから海の音がします。鳥取砂丘の向こうは海になっているんですね。
早速カメラを構え海側に向かって撮影しました。
海の向こうは光がみえます。おそらく漁船かなにかでしょうか。イカ釣りの漁火だとおもいます。星の光がすこしかき消されますが、よいアクセントになりますね。
陸側に向けて撮った写真がこちらです。
露光条件等ですが、概ね下記のとおりです。
・ISO: 1600~800
・露光時間: 15秒~30秒
・F値: 3.5~4.0
実は、上記の露光条件でも撮って出しの写真はかなり暗くなるので現像ソフト(Lightroom Classic)で+3EVくらいに補正して、コントラスト調整や色温度、ピクチャコントロールをカメラビビッドにして、ノイズ軽減フィルタをかけたりしています。
今回は、通常の星撮影に加えて長時間露光で星の軌跡を撮ってみました。
露光条件は下記の通り、現像時の補正は-2/3EVです。
・ISO: 400
・露光時間: 10分
・F値: 5.6
もう少し長時間の露光を試してみたかったのですが、なにしろ海風が強く外気温も2℃ほどでかなり寒くて凍えてました。
次(来年?)来るときは、もっと装備を整えておきたいです。
砂丘での撮影はこれくらいにして、引き上げて車の中で温もっていたら、ちょっと離れたところに駐車場が有るのを発見しました。
その駐車場に車を停めて撮影したのがこちら。
星の見え方としては、こちらのほうがきれいなのかな...とおもいました。
ただ、たまに車が通るので、そのときに露光していた写真は使えませんが...
以上、鳥取砂丘での写真でした。