シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM ART レンズを購入しました
ついに買ってしまいました。
SIGMAのARTラインのレンズ。
私はかねてより、「レンズの出来栄えなんて写真の腕には関係ない!!」と主張してきましたが、身近な諸先輩方の機材を拝見すると、やはりいいレンズをお使いでいらっしゃる。
私の写真の腕も伸び悩んでおり、どうしたものかと思って一つだけ持っていたNikonの単焦点 35mm F1.8 を撮影で使ってみたところ、これがまたいい色合いを醸し出しました。
そこで、私の写真の腕が上がらないのは、レンズのせいだ!!いいレンズを買えば腕があがるはず!!とこじつけることにしました。
そこで目にとまったのが、シグマ 18-35mm F1.8 DC HSM ART レンズ。どうやら単焦点並の描画力らしい。しかし、手ブレ補正もついておらず、APS-C対応のみ。割り切り具合がすばらしいですね。
価格は、新品で9~10万円前後。中古で5~7万円前後。私はキタムラの中古で5万円程度で購入しました。6ヶ月保証なので安心。
こちらが、届いたレンズです。
中古なので、外側、レンズにはすこしだけホコリがありました。内側にはホコリはほとんどなく、カビ・曇りもない、ほぼ新品です。これでキタムラではAB品の評価。 かなり厳し目(買う人に優しい)の評価ですね。今後も安心して買えます。
レビューをしてみたので、この記事に書いておきますね。
大まかな感想はこんなかんじです。
- 解像力がすごい!!くっきりはっきり。四隅までくっきり。
- とにかく明るい!!F1.8通しの実力は伊達じゃない。
- 明るいボケ具合!!光があたっているといい感じにボケます。
- ちょっと重い!!スペック上の重さは800g程度。シャッタースピードに気をつけないといけませんね。
- さすがのシグマのARTライン。伊達じゃない!!
ちなみに、カメラ本体(BODY)のほうは Nikon D500 です。
詳細なレビューは以下から...
苔のはえた木。これを広角で撮影しました。
これだけみてみても、しっかりと解像しているのがわかります。くっきりしていてよいですね。
ピクセル等倍で拡大してみたのがこちら。苔の1枚までくっきり解像していますね。すばらしい。
次はボケ具合を確認してみます。
いずれも、フォーカスポイントは花の中心に合わせています。
F値を1.8(開放)にして撮影しました。花の中心はしっかりと合焦していてくっきり映っていますが、背景はしっかりボケてくれていますね。いいボケ具合です。
F値を10.0にしてみました。花はしっかりと合焦して解像していますね。背景もくっきり見えてきました。
次は、まだ紅葉しはじめの紅葉を撮影しました。樹の下から葉を手前に置き、背景は空になっています。
F1.8にしてみると、木の葉と空がいい感じに溶け合ったボケになっていますね。強い光がマルの形になっているのがすばらしいです。
F10.0ですと手前の葉がくっきりしています。
ちなみに、葉の部分をピクセル等倍すると、このような感じになりました。しっかり解像していますね。
次は、解像感をチェックしてみましょう。
これが全体の写真です。細かい葉っぱが映っていますね。
右下をピクセル等倍してみました。ちゃんと、細かい葉っぱの1本1枚までくっきりと写っていますね。
左上も同様に、くっきり解像していますね。
色合いをチェックするために、花の写真を追加で。
とてもいい色合いに取れていますね。F:5.6 程度ですが、ボケぐあいもよいですね。
次は夜景を撮りにいってみました。
実際に撮った写真は暗くなってしまっていますが、補正するとかなり明るくなります。ちゃんと光をセンサに運んでくれたんですね。いいレンズです。
次に、こちらをみてください。
すこし反射が写り込んでしまっていますが、それは気にしないでください笑
ピクセル等倍してみたのがこの写真です。
左上を見てみましょう。ビルの窓やそこから漏れる光もくっきりと映っています。滲んでいませんね。
右下をピクセル等倍してみても、同様にくっきりと写っています。
ボケるときはしっかりボケて、レンズ全域にわたってくっきり解像してくれます。
いやあ、ほんとに素晴らしいレンズです。
様々な被写体に使えそうです。